舒川冬の旅1

2012年3月に舒川&ソウルの遠足を料理教室の皆さんと行く予定の下準備と
韓ハルモ二の味を見聞き、インタビューするための旅を年末に決行しました。
今回もHさんが同行してくださり、安心の旅が始まりました。
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久しぶりのアシアナ便です。

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舒川に行く高速バスが間に合わないため朝一番のバスに乗るため
バスターミナルのそばのモーテルに泊りました。雪がどんどん降り出して~寒い
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寒い~近くの食堂で人が入っている店をみつけて「トンテイジキムチチゲ」
なんと鍋が洗面器辛いがなかなかいけました。
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副菜は簡単なものですが、もやしのナムルが美味しい。
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年末思い切って一人でも行くつもりでしたがHさんが一緒でやはり嬉しい
明日からの旅に気分よく乾杯~
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舒川冬の旅2

 ソチョンにまた来ることになるとは実は確実なものではありませんでした。
不思議な縁は私を雪の寒さにもかかわらず韓ハルモ二の食にひかれてやってきました。
 
高速の道も雪で、舒川に着くのが少し遅くなりました。
チョンシマ(椿の森で知り合った人)が待っていて義お母さんの家に
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 韓ハルモ二は寡黙であいさつもそこそこ料理を作ってくださる。
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 部屋隅にはコチュジャン用のメジュ(麹)2月に漬けこむそうです。
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 美味しそうな料理が膳に並び始める11品、汁(牛肉)ごはん
ナムル(黄人参、トラジ、わらびな、ホウレンソウ、大根)
キムチ(チョンガ(1年もの)、水キムチ、白菜、葱)
チョングチャンチゲ、スユッ(豚肉)クッ(牛肉と大根)
ほんとに見も知らずの私の為にこんなごちそうを準備してくださり
「感謝」などと言う言葉でかたずけられないありがたさです。
本当になにもかも美味しい。
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パッチュ(小豆粥)前日冬至のために作ってあり
お腹いっぱいながら、美味しい~
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ハルモ二にインタビューしながらハルモ二の食の宝ものを見せて貰う。
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ハルモ二が私たちに醤油を少しくださることになりました。
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近くに住むお年寄り3人、ソチョン新聞の記者とごちそうを作ったと言って
皆で食事になるこの温かな人の関係、私達は便利に生きながら
何かを喪失しているような気がします。
 
この出会いから3月25日~27日の「春の遠足」が決まりました。

舒川冬の旅3

舒川の郡の役所人が訪ねてきました(チョンシマさんが郡のボランテァ)の関係で
車を出してくださる事になりました。

ハルモ二、ハラボジに見送られて
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ソチョンの小さな美術苑、個人が収集、育てた、ものもの~
米甕に昭和の漢字が刻まれている~日本と韓国の近代史がここにもありました。
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冬の葦の原 趣が違います~寒い
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ソチョンで椎茸栽培(有機)を見学しました。
椎茸の美味しい食べ方焼き方をアドバイスして、試食をしましたが
とりたては美味しい~
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ソチョン最後は水産市場に行きました。
冬の食材が山盛り。
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ここで案内をしてくださった方にお別れして、チョンシマのご主人が迎えに来て
郡山(全羅北道)まで送ってもらうことになりました。
次回舒川は3月の遠足で訪ねます。

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プロフィール

な すんじゃ

Author:な すんじゃ
京都出身。在日韓国人二世。
京都家庭料理専修学校卒し
韓国王朝宮中飲食伝授機関 宮中飲食研究院を修了
(朝鮮宮廷料理第一人者ファン・へソン先生に師事)
※ファン・へソン先生とは
朝鮮王朝最後の水刺間(スラカン)で宮中料理を習得。韓国伝統郷土飲食調査事業に従事。日本と韓国の食文化の比較研究を行い、生涯を韓国料理の伝承に尽くした。「宮廷女官 チャングムの誓い」の料理の監修をしたことでも知られる。

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